ペルシャ更紗は、古くから日本でも茶人の間を中心に親しまれてきました。 現在、イランの店頭で見かけるペルシャ更紗は、イランで製造された厚みのある木綿ににプリントされています。 今回、紹介する更紗は、主に「古更紗」と呼ばれ、1930年までにつくられたものです。この頃までは、木綿がロシアなどから輸入されており、やわらかな風合いとなっています。 このまま使ったり、仕服をされる方は、ほどいて表と裏の二枚の布にしてそれぞれお道具に合わせて仕立てたりもします。
この更紗は、裏面にロシアの小さな花柄の布が縫い付けてあります。表面には、ところどころ補修の跡もみられますが、これは、 大切につぎはぎをしながら主に礼拝の時に使われていました。
¥12,000(税込み) ( 73 x 78 cm) 売済
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